ハッキリ言う。いじめは無くならない
昔からある学校のいじめ問題。
昔に比べて認知度が高くなっていますので、いじめ発生件数自体は増加傾向にあります。
多くの学校が『いじめゼロ』を掲げ、少しのことでもいじめと認定する傾向にありますからね。
いじめは学校に限らず職場でもありうりますし、国レベルでも起こることは歴史が証明しています。
しかしハッキリ言わせてもらうと、現在も未来もいじめが無くなることはないでしょう。人間がロボットのように感情を無くさない限りね。
ですので、いじめを減らすことと同時に、いじめが起きたときにどうするかが重要になるわけです。
相談先があるのは良いが・・・
いじめが起きた場合の対処に関しては、行政や自治体が中心となり必死に取り組んでいます。
しかし大きな効果がないのが実情。

いじめを受けたら先生やお家の人に相談するんだよ
なんて先生が言っても、いじめを受けた多くの生徒は相談しないでしょ。
もちろん相談する人やそれにより助かった生徒もいると思いますが、それは相当深刻ないじめの場合じゃないですかね。
そもそも、いじめのラインは難しく、それはいじめを受けてる生徒も同じなんですよね。
だから、初期のいじめはいじめられた生徒が我慢しているのが現状です。
自治体により名称が違いますが『いじめ相談窓口』もあります。これも先程同様、いじめが深刻化してからじゃないと相談し辛いですよね。
こういった相談できる場所は、無いよりあった方が良いですが、根本的な解決の手段になり辛いのではないでしょうか?
いじめを受けた子の心境
いじめられた子が、具体的に望む解決方法はなんでしょうか?
それは、いじめっ子と顔を合わせない生活ができることです。
でも、学校現場や行政にはそのような手が打てません。だからこそ先生や親、相談窓口に相談できないんじゃないですかね。
いくら訴えても、いじめっ子と顔を合わせない生活はありえません。だから自分が隠れなくてはならず、その結果不登校になるんでしょ。
いじめを受けた子は、もういじめっ子の顔すら見たくないわけですよ。
たとえいじめっ子が改心したとしてもね。
でも現状は、いくら訴えても『お互いに仲良くね』という路線でしょ。
これじゃ、わざわざ相談したり、大きな労力をつぎ込む気になれないと思いますよ。
いじめっ子隔離作戦
これを解決するために、いじめっ子を隔離したらどうですかね。
例えば・・・
- いじめっ子認定を受けた生徒はクラスから外れ、別教室で授業を受ける
- 児童クラブを利用して、そこで各学年のいじめっ子が授業を受ける(放課後は強制下校)
- 市町村にいじめっ子学校を作って、そこに転校させる
こんな感じで。
まぁ、こんなことを書くと
- いじめっ子がいなくなっても、新たないじめっ子が出てくる
- いじめっ子の人権を侵害している
- いじめっ子の家庭が負担が大きくなる
なんて言われると思いますが、ハッキリ言うと
知らんがな!
って感じです。
いじめ問題に限りませんが、加害者に対する過保護的な人権保障って必要なんでしょうか?
被害者は時として人権を失うとどころか、命だって落としているんですよ。
それなのに人権を保障しろなんてあつかましいでしょ。
いじめなんかまさにそうでしょ。よってたかって人権を侵害し続けるんですよ。
いじめで人が亡くなっても、大きな制裁を受けないなんておかしくないですかね。
不登校にしても、本来なら『いじめた側が登校できないようにする』べきでしょ。加害者側がハンデを背負って当然。
いじめ学校を作っていじめっ子を集めても、そこでもいじめが起こるでしょう。いいんじゃないですか。自分がやったことを知るきっかけになって。

いじめっ子がいなくなっても、次のいじめっ子が出てくるだけだぞ!
なんて意見もありますが、それはそれで結構。
そいつだっていじめ学校に送ってやればいい。3番目、4番目のいじめっ子も次々送ればいいんですよ。
そのうちクラスから誰もいなくなる?
子供はそんなにバカじゃありませんから、そんなこと心配する必要ありません。
最後に
まぁ、色々書きましたが、実際はいじめっ子を隔離することは難しいでしょう。
社会にでれば、嫌な人ともそれなりに付き合わなくてはいけません。
だから、少しぐらい理不尽なことでも許容して生きる術を身に付けることも必要です。
でも、逃げ道が沢山ある大人と、逃げ道が無い子供を比べてはいけません。
逃げる道が見えないと、心が折れても当然なんですよ。
だから大人が逃げ道を用意してあげなくてはいけません。そこに平等など無くても良いと思うんです。
もちろん、ここまで強権的なことをやろうとすれば『いじめのライン』を決めたり、それを認定する人の判断は今よりも重要になるでしょう。
いじめの主導役といじめに加担した人では、罪の大きさも違いますし。
しかし、ある程度はいじめた側を弾く制度があってもよいと思いますし、そういったものがあれば、もっといじめられた側からの相談が増えると私は思います。