PR

【FX】トレード記録はエクセルで!残すべき8つの項目と大きな4つのメリットを解説します

FX 手法
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

トレード記録は絶対つけよう!

トレード技術を向上させるためにトレード記録をつけることは大切なことです。

私もトレード記録をつけていますが、絶対につけるべきです!

最初は面倒に感じますが、慣れればそうでもありませんし。

トレード記録から気付かされることもありますし、後から見返すことができますので、間違いなくトレード技術が向上しますよ。

今回の記事は、トレード記録の書き方や残すべき項目、そしてトレードに役立つメリットを解説します。

 

トレード記録はエクセルがおすすめ

トレード記録をつける方法はいくつかありますが、個人的にはエクセルをおすすめします。

エクセルは関数が使えますから、必要な項目を入力すれば簡単に計算させることができるので、非常に楽です。

後々、評価したい項目が増えてもカスタマイズし易いので、比較的楽に対応できることもメリットです。

 

トレード記録で残すべき6つの項目

トレード記録で残すべき項目は以下の8つです。

1トレード毎に、この8つの項目をエクセルに入力し、これを日付単位・週単位・月単位・年単位でまとめます。

 

  • 日付
  • 取引通貨
  • 売買
  • 取引数量
  • エントリー時刻
  • エントリー約定レート
  • 決済時刻
  • 決済約定レート
スポンサーリンク

自動計算させる基本項目

上に挙げた8つの項目を入力すれば、以下のことをエクセルで自動計算させることができます。

  • ポジション保有時間
  • 損益金額
  • 損益pips
  • 該当時間(東京時間、欧州時間、NY時間)

これだけで、基本的なトレード成績は把握できます。ちなみに、手法の検討やトレード練習するときは、

  • エントリー根拠
  • 決済根拠
  • トレード時に気付いたこと

など、簡単な文章も記載します。

下の画像は、私がいつも記入しているトレード記録の例です。

※クリックで拡大します

月別トレード記録の例

私は上記のトレード記録から、さらに月別トレード記録に落とし込み、さらにトレード結果を分析します。

項目が多いと感じると思いますが、エクセルだと大抵の項目は自動で計算してくれますので、簡単に作成できます。

  • トレード回数(日・週・月単位)
  • 勝数(日・週・月単位)
  • 負数(日・週・月単位)
  • 利益額(日・週・月単位)
  • 損失額(日・週・月単位)
  • 損益額(日・週・月単位)
  • 損益pips(日・週・月単位)
  • 考察(日単位)
  • 勝率(月単位)
  • 1トレード(勝)当たりの平均利益額(月単位)
  • 1トレード(負)当たりの平均損失額(月単位)
  • トータル獲得pips(月単位)
  • トータル損失pips(月単位)
  • プロフィットファクター(月単位)
  • ペイオフレシオ(月単位)
  • 通貨別損益額(月単位)
  • 通貨別損益pips(月単位)

 

トレード記録をつける大きな4つのメリット

トレード記録をつけるメリットはいくつかありますが、私は以下の4つのメリットが大きいと感じています。。

  • 自分のトレードを客観的に評価できる
  • 自分のトレードを主観的に評価できる
  • 過去と現在の自分の成績を比較できる
  • 手法の優位性を後からでも検証できる

 

自分のトレードを客観的に評価できる

誰が見ても、以下のことが簡単に分かりますので、客観的な評価ができます。

  • 勝つトレードができているか
  • 資産の増減

資産が増えるスピードの変化を知ることもできますので、手法と相場の相性がずれてきていることも分かったりします。

また、トレード成績が明確になりますから、設定した目標に対する達成度も把握することが可能です。

このことから、トレードが順調にできているのか、それとも課題を抱えているのかが分かるメリットがあるのです。

 

トレードの練習段階において、異なる手法を何個も試すことがあります。

こんなとき、後になってから手法ごとに結果をまとめることも簡単ですから、手法検証にも役立ちます。

スポンサーリンク

自分のトレードを主観的に評価できる

私がこれが一番のメリットだと考えています。

主観的とは自分目線ですから、以下のような結果を得ることができます。

自分が思っていることやイメージしていたことに対して、どのような結果になったのか?

 

私のメイン手法であるスキャルピングはドル円しか取引対象にしていないのですが、練習段階においてはユロドル、ユロ円、ポン円、ポンドルも取引対象だったんですね。

当初はスキャルピングは、ボラティリティが高いほど勝ち易いイメージがありました。

実際、ポンドがらみは一瞬で大きな利益になることも多く、イメージ通りだと思っていたんです。

しかし結果を振り返ると、そうでもないんですよ。

むしろボラティリティの低いドル円が圧倒的に成績が良かったのです。

スキャルピングの大きなデメリットであるスプレッドの影響が、私が考えていたより遥かに大きかったんですね。

 

ドル円なら小さな微損で済むところが、ボンドがらみはスプレッドが大きいので微損が大きいんです。

それが積み重なると、あっさりと大きな利益を消していく。

ドル円は反対にスプレッドが小さいことがメリットとなり、大きな利益を削ることが少ないんですよね。

 

この結果から、私のスキャルピングはドル円一本に絞ることにしたのです。

大勝や大負けは記憶に残りやすいですが、微益・微損は記憶に残り辛い。ですのでトレード記録は主観的な評価に立つのです。

 

過去と現在の自分の成績を比較できる

トレード記録が積み重ねると、過去のトレード成績と比較することができます。

もちろん戦う相場環境は違うので、単純に比較することはできませんが、それでも参考にできます。

手法は一旦決めたからと言って、全くカスタマイズするわけでありません。カスタマイズしたときに、それが成績にどんな影響を与えたのか、などに役立ちます。

 

手法の優位性を後からでも検証できる

手法の検証段階において、バックステストをすることがあると思います。

このとき自分のトレード記録から、よりリアルなバックテストも可能です。

ある手法で勝てていたのに、最近勝てなくなった場合など、過去のトレード記録を振り返り、

  • 本当に手法の優位性で勝ってきたのか?
  • たまたま勝っていただけなのか?

などを検証し、今後のトレードに役立てることができます。

スポンサーリンク

 

最後に

トレーダーの性格や、手法と相場の相性もありますが、それらをイメージだけで決め付けると落とし穴にはまる可能性もあります。

トレード記録をつけていれば、後で見直すことができますので、イメージと結果がずれた原因に気付くこともできますし、早めに手を打つことができるのです。

こういったことを繰り返していけば、自然とトレード技術は向上するのではないでしょうか。

 

タイトルとURLをコピーしました