2023年12月のトレード収支
- スキャルピング + 4pips
(2022年トータル -29 pips)
2022年12月は16回トレードして8勝7敗、+4pipsでした。
日銀の植田総裁による「チャレンジング発言」により、これまでより大きな動意があった月だったんですが、いまいちアグレッシブにトレードできませんでした。
と言うもの、市場は「チャレンジング発言=金融政策の見直し=利上げ」と捉えたわけですが、私は日銀が金融政策を見直すとは全く考えていなかったからです。これまでの植田総裁の発言を考えれば、金融緩和を維持する可能性は非常に高かったですし、実際、結果もそうなりましたしね。
市場と自分の考えにズレがある場合、やっぱり積極的にトレードしにくいんですよね。利益を上げるためには、「何が正解か?」を当てるより「市場が今、何を考えているか?」を把握する方が大切なんですが、自分との考えにズレがあると何が起きるか分からない恐怖がありますからね。
とりあえず、12月の詳細な成績をまとめておきます。
- 8勝7敗、勝率53.3%
- +4pips
- ペイオフレシオ 1.535
- 運用資金に対する最大損失の割合 1%以下
バルサラの破産確率・・・0%
※下記リンク記事にバルサラの破産確率の説明、および破産確率表を記載してあります。ちにみにバルサラの破産確率が1%を超えると危険だと言われています。
2023年の年間トレード収支
2023年の年間トレード収支は以下のようになりました。
- 98勝127敗、勝率43.6%
- -29pips
- ペイオフレシオ 1.060
- 運用資金に対する最大損失の割合 1%以下
バルサラの破産確率・・・100%
大荒れだった2022年のドル円相場から一転、2023年は落ち着いた展開となりました。そのおかげで、大半の期間をノートレードで過ごす羽目となり、1月で出してしまった-34pips を挽回することができませんでした。
ただ、1月は大きなトレンドの終わりであり、ある程度の負けは仕方ないと思っていますし、その後に挽回のチャンスが無かったのも仕方ありません。結果的に勝てなかったことは反省すべきことですが、余計なトレードを繰り返してズルズルと負けを重ねなかったことだけは良かったと思います。
これまでの通算成績をまとめたものを以下に記します。
年 | 勝率 | ペイオフレシオ | トレード数 | 勝 | 負 | 獲得pips |
2015 | .518 | 1.592 | 608 | 315 | 293 | 255 |
2016 | .493 | 1.824 | 1327 | 654 | 673 | 608 |
2017 | .428 | 1.752 | 566 | 242 | 324 | 102 |
2018 | .407 | 1.375 | 81 | 33 | 48 | -2 |
2019 | .472 | 3.665 | 53 | 25 | 28 | 36 |
2020 | .453 | 1.822 | 859 | 389 | 470 | 209 |
2021 | .452 | 1.691 | 609 | 275 | 334 | 74 |
2022 | .481 | 1.428 | 4232 | 2032 | 2195 | 799 |
2023 | .436 | 1.060 | 225 | 98 | 127 | -29 |
今年のトレード数は225回と少なかったのですが、そのうち197回は1月です。割合で言えば88%であり、今年の結果≒1月の結果と言えるでしょう。
2023年のトータル収支は-29pipsであり、過去最低の成績となりました。ただ、これまで積み重ねてきた利益に対し、さほど大きな損失では無かったため、個人的にはあまり気に留めていません。1ヵ月あれば余裕で取り戻せる額ですしね。
2024年1月の展望
2024年のドル円相場はアメリカの利下げがメインテーマになりつつ、日銀による金融政策の変化がポイントになることは間違いありません。現状、市場はアメリカの利下げを徐々に織り込んでおり、円安がガンガン進む展開ではなくなっています。そう考えると、2024年は2023年に比べてトレードチャンスが増えると思っています。
話は変わりますが、ちょうど一年前に2023年の目標として「FXの手法や取り組み方など、深いレベルで踏み込んだ記事を書く」と記しましたが、全く実現できませんでした。実は、何本か記事を書き終えており、いつでも公開できる状況にあるのですが、ノートレードが続く状況だったので公開には至りませんでした。私のトレード状況と記事の公開をリンクさせる必要は全くないのですが、何となく気分の問題なんですよね。まぁ、まだ何本か書かなくてはいけない内容がありますので、必要な記事を全て書き終えれば、私のトレード状況に関わらず全て公開する予定です。
あと、今年はプライベートであることにチャレンジし、十分な結果を残すことが出来ました。それに多くの時間を費やしていたことも、記事を書けなかった理由のひとつです。今後はこのことについての記事も書きたいと思っており、これから多くのデータをまとめたいと思っています。
と言うわけで、2024年も宜しくお願い致します。