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【2024年3月トレード収支】相場の格言「Buy the rumor, sell the fact」

2024年
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2024年3月のトレード収支

  • スキャルピング + 1pips

(2024年トータル +12 pips)

2024年3月は17回トレードし、勝敗は9勝8敗、+1pipsでした。

3月19日の日銀会合において、日銀はマイナス金利を解除し、金利を引き上げることを決めました。その後のドル相場は、1ドル152円を超えそうな勢いで上昇しましたね。

日銀が利上げしたのに円高方向に動かないのは何故?

このような疑問を持つ人もいるようですが、相場の格言的に言えば「Buy the rumor, sell the fact(噂で買って、事実で売る)」ということになります。今回は、日銀会合前からマイナス金利解除について報じられており、相場はこのことを既に織り込み済みでした。加えて、植田総裁からタカ派的なコメント(今後の利上げを示唆する内容)が出なかったことから、円安方向に動くことは当然のことだと思います。

スキャルパー目線で言わせてもらうと、特にドル円市場が荒れる要素ではなかったため、全く旨味のない状況になりました。それでも多少のボラを頼りにトレードしたのですが、結果的には「やらなきゃ良かった」ってレベルでした。やっぱり円安方向は頭が重く、ガンガン攻め込める相場環境ではなかったですね。

3月の詳細な成績は以下の通りです。

  • 9勝8敗、勝率52.9%
  • +1pips
  • ペイオフレシオ 1.126
  • 運用資金に対する最大損失の割合 1%以下

バルサラの破産確率・・・0.01%

※下記リンク記事にバルサラの破産確率の説明、および破産確率表を記載してあります。ちにみにバルサラの破産確率が1%を超えると危険だと言われています。

 

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4月の展望

とりあえず、目先のドル円相場はドルが主役になりそうです。よって、アメリカの経済指標に一喜一憂する展開になるかと思います。アメリカの利下げがいつになるのか?が大きなテーマなのですが、アメリカの景気が良い限り、無理に利下げをする必要がありません。逆に言えば、アメリカ景気が冷え込む状況になれば、すぐにでも高い金利を下げる必要に迫られる訳です。ですので、そういったタイミングでドル円相場は大きく動くことになるでしょう。アメリカの景気次第、という意味はこういうことです。

次に、日銀が決定した利上げ(マイナス金利解除)の良し悪しについてです。金融機関は渡りに船であり、ウキウキ感満載な感じがよく伝わってきますが、日本全体を考えるとやぱりマイナスだと思います。

現在の日本は物価が上がっていることは事実です。しかし、それは原材料や円安を起因とする、所謂コストプッシュインフレと言われるものです。残念ながら、需要拡大を伴うディマンドプルインフレにはなっていません。それは需給ギャップが今だマイナスなことから明らかです。

本来なら政府支出を増やして需要拡大を促す必要があるのですが、そのような動きが弱い為、日本の経済がなかなか強くなりません。減税などをセットにし、可処分所得を増やす政策が必要なんですよね。しかし、そのような政策は財務省が強い抵抗を見せますので、なかなか難しいのが現状。2023年の年末に減税機運が高まりましたが、今や何も音沙汰無いですからね。結局のところ、財務省寄りの岸田内閣では解決できない課題だと思いますよ。

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