イップス苦悩編

野球
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必死に対処を考える毎日

前回の記事で、私が高校球児のときにイップスになったことを書きました(イップス発症編)。

イップス発症編
高校2年の夏、捕手だった私は、突然イップスに襲われます。思い通りに投げられない、苦悩の日々が始まりました。ここではイップスになった経緯を説明したいと思います。

その後は、必死に対処を考える毎日でした。投げるフォームを見直したり、手首の使い方、指の使い方を変えたりしました。

さらに、指にテーピングを巻いて、投げる感触を変えてみたり。どれもこれも、解決には至りませんでした

 

症状は日に日に悪化

当初はピッチャーへの返球だけがおかしくて、それ以外は何も問題なくスローイングすることが出来ていましたが、その理由は分かりませんでした。

 

そして、返球以外でおかしくなっても不思議じゃないと考えるようになります

 

不安が現実になりました。ランナーがいないときに三振や三振以外のアウトを取った時に、内野間でボール回しをするのですが、ついに暴投を投げます。

 

すると次からは、ピッチャーへの返球と同じような症状になったのです。

 

連鎖は続き、ノック等のスローイングでもダメ。もう八方塞がりでしたね。

対照的に打撃は好調でした。高校2年の時は打率は4割を超えていましたから。

でも、守備のことを考えるとレギュラーを剥奪して欲しかったんです

贅沢な悩みだったのかもしれませんが、守備についているとき、ふいにベンチを見ると補欠の選手が羨ましいとも思えました。

 

3年生になって、『暴投になっても良いから、全力で投げよう』と決めました。

毎日、ネットに向かってスローイングの練習もしました。試合では暴投の頻度はかなり下がったと思います。

でも、心の中の不安感は消えない。ただ単に、開き直って投げているだけですからね。

結局、3年の夏の大会を終えるまで、本当の改善は出来ませんでした。

 

イップスになった原因を自分なりに分析すると、

① 完璧を求めたが、技量が追いついてなかった。
② 技量が無いくせに、完璧にこなせない自分に違和感をもった
③『出来ないこと』を『失敗』だと思い始めた
④『失敗』を叱責され、『してはいけない失敗』だと強く思ってしまった
⑤『してはいけない失敗』を常に頭の中にイメージしてしまった。
⑥ 失敗を繰り返すことによって、自分自身に自信を持てなくなってしまった

のような感じです。

 

きっかけは些細なことだったんですが、最終的には負のイメージを自分が払拭できなかったことが、改善できなかった理由だと思います。ただ、負のイメージを払拭するって結構難しいです。

私のイップスが治ったのは、大学に入ってからです。意外なところに答えはありました

次回(イップス解消編)に続きます。

イップス解消編
イップスを克服出来ずに高校野球を終えた私は、大学でも野球を続けました。ある試合がきっかけでイップスを克服することに成功します。そして団体競技の奥深さを再確認しました。