2024年6月のトレード収支
- スキャルピング + 0pips
(2024年トータル +13 pips)
2024年6月はノートレード。
6月のドル円相場は一時154.5円まで下がりましたが、月末には161.3円まで上昇しました。全体的にはジリジリと円安が進む一ヵ月でしたね。
ある瞬間を切り抜けばスキャルピングで攻められるポイントはありましたが、全体の流れから見れば、積極的にエントリーする場面は少なかったです。特に高値を更新している局面では可能性が低いと思っていても市場介入のリスクは怖いですし、イケイケの展開にはなりにくい状況を見ても、多くのトレーダーも同じ考えなんじゃないかなと思います。
7月の展望
7月のドル円相場は現状の高値圏からスタートしていますが、今後も高値を更新し続けるのでしょうか?
現在のドル円レートは「日米金融政策のスタンスの違い」の範疇では説明できないレベルに達しており、そのことについては過去記事で説明した通りです。それでもドルを買う人や円を売る人が多ければ、結果的に円安が進むのが為替相場です。どんな相場だろうが、それが正解であり、我々トレーダーはその相場環境に対応せねばなりません。
私の場合は順張りスキャルパーですので、ドル急騰の局面ではドルロングで攻めるのが基本ですが、高値更新の局面では為替介入のリスクを考慮せねばなりません。そう考えると、スキャルピングで攻める基本方針としては、
- ドル円が調整局面等である程度下がり、高値更新までの余地がある程度ある状況でのドル急騰した場合 → ロングエントリー
- ドル円の調整局面の動きが強い場合 → ショートエントリー
が安定して勝てると考えています。
もちろん、金融政策の変更・見直しに伴うドル円相場の下落が起これば、それなりの大相場になることは間違いありません。しかし、日米の経済指標や政治の動きを見る限り、その可能性は低いと言わざるを得ません。そう言った意味では、2024年の冬に行われるアメリカ大統領選は注目ですね。トランプは強いドルに不満を持っていますし、現在のドル高はかなり緩和される可能性は高そうです。
それまで我慢の時期となるかもしれませんが、大相場の前に大きな損失を出してしまえば、肝心の場面で積極的に攻めることが出来なくなります。そのようなことにならないよう、注意したいですね。