2024年5月のトレード収支
- スキャルピング + 1pips
(2024年トータル +13 pips)
2024年5月は3回トレードし、勝敗は1勝2敗、+1pipsでした。
5月のドル円相場はジリジリと円安が進む展開が多く、積極的にスキャルピングで攻め込む場面が少なかったです。月初に為替介入があり、それなりに荒れる展開を期待したんですけどね。ただ、為替介入後にピタッとボラが無くなることはよくあることでもありますので、仕方ありませんね。アメリカおよび日本の金融政策のスタンスに変更があったわけでもありませんし、目に見える方向感に乏しくなってしまうのは当然の帰結かもしれません。
5月の詳細な成績は以下の通りです。
- 1勝2敗、勝率33.3%
- +1pips
- ペイオフレシオ 3.209
- 運用資金に対する最大損失の割合 1%以下
バルサラの破産確率・・・0%
※下記リンク記事にバルサラの破産確率の説明、および破産確率表を記載してあります。ちにみにバルサラの破産確率が1%を超えると危険だと言われています。
6月の展望
基本的にはアメリカの経済指標に一喜一憂する展開になるでしょう。それに加え、市場は日本の利上げについても敏感に反応するケースも多くなってきました。ただし、数円レベルの変動が散見される一方、大きなトレンドを形成するには至りません。結局、金融政策の変更が確実視される状況にならないとダメなんでしょうね。
現在は「動意の大きさ=ボラティリティ」のボリュームも乏しく、なかなかスキャルピングで攻め込める状況になりませんが、一旦円高の流れになった場合は円高余地がかなりあると私は見込んでいますので、そうなればガンガン攻められる状況になると思っています。ただ、それがいつになるかが問題なんですけどね。
近年の投資ブームにあやかってか、知人に「FXで勝つ方法を教えて欲しい」とお願いされました。これ自体は何も問題はなく、為替相場や具体的な手法など、私は自分が知っている範囲であれば何でも教えてあげたいと思う派です。
ただし、それは最低限準備している場合に限ります。
聞いてみると、その知人はFX会社に口座を開設していないばかりか、「円安」「円高」すら理解していないド素人でした。さすがにこれは閉口しましたね(笑)
- そもそもFXはどんな世界なのか?
- どんな仕組みなのか?
- 労力に見合ったリターンが見込めそうなのか(どんなリスクがあるのか)?
このくらいはネットを見ればいくらでも見つけることができます。それさえ調べてないのは、不勉強すぎるだろ!って思いますし、行動力が無さすぎます。その知人はサラリーマンなので、副業として「簡単そうな」FXに目をつけたらしいんですよね。ですので、私は彼のためにこう言っておきました。
ヤメとけ!
そもそもFXはゼロサムゲームに近いマイナスサムゲームですから、参加者のほとんどが負けて当然の世界、がマクロ的な考え方になります。それに抗って勝とうとするなら、何か特別なことをしなくてはいけないというミクロ的な視点が必要になってきます。そのためには、継続的な探求心や機動的な行動力が必要不可欠なんですが、そういうことを初見で見抜けないどころか、知ろうとしないレベルの人は、FXの世界に入って幸せになることはないだろうなと思うんですよね。
利回りが低くても確実にお金が増えるツールは沢山ありますし、気軽に「副業」と考えているならFXなんかやるべきではありません、というのが私の考えですね。