PR

2020年度以降、小学校の英語教育は変わります!

教育
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

小学校の英語教育義務化と予定

小学校の英語教育が変わることを知っている人は多いと思います。

特に、小学生のお子さんをお持ちのご家庭では、気になるところではないでしょうか。

 

現状(2017年6月)からの変化をまとめると以下のようになります。

■現状(2017年6月)の英語教育

小学5年から必修

 

■2020年度以降の英語教育

小学3年から必修

小学5年から教科(義務)

※2020年度から完全実施。2018年度から部分実施。

 

必修 ⇒ 必ず教えるものだが、教科ではない。学習内容は各学校が独自に決める。『外国語活動』とも言う。

教科(義務 検定教科書を使用して教える。テストも行われ、成績の対象になる。

 

今、小学校5年からやっている英語の授業は、『教科』ではなく『外国語活動』なんです。

ですので通知表などに成績はつきません。当然テストもありません。

この活動を、2020年度から小学3年からに引き下げ、小学5年からは英語は『教科』になるので、テストもあり、通知表に成績が反映されます。

 

小学校だけでなく、中学・高校も英語教育は変わる

2020年度以降、変わる英語教育は小学校だけではありません。当然、中学・高校も変わります。

■現状(2017年6月)、中学・高校の英語教育

中学校 コミュニケーションを重視した英語力をつける。英検3級レベルが目標。

高校  コミュニケーションを重視した英語力をつける。英検準2級~2級レベルが目標。

■2020年度以降、中学・高校の英語教育

中学校 コミュニケーション重視。そのため授業を、原則として英語で実施する。英検3級~準2級レベルが目標。

高校  英語で発表・討論できることを目指す。英検2級~準1級レベルが目標。

 

いかがでしょうか?

全体的に英語能力の引き上げを目標にしているのが分かりますね。

 

中学・高校ではコミュニケーション重視をより強化した目標になっています。

そして現在より、より英語を使いこなせるような目標になっています。

特に中学校以降は授業を英語で実施する、となっているのは驚きます。

先生を含めて環境作りが学校に要求されますし、学校によってレベルに差が出るような気もしますが・・・

 

受験に与える大きな影響

学習内容が変わりますので、当然受験にも影響を与えると思います。

高校受験や大学受験など、英語のリスニング・スピーキングを問われるテストが多くなると思いますが、中学受験は大きな影響があると思いますよ。

 

今まで無かった『英語』という教科が増えますので、受験教科として英語が組み込まれるのは当然の流れでしょうから。

 

こういった流れから、受験対策として英語の塾や通信教育などが盛んになりそうですね

ますます貧富の差によって、子供の学力に差が出るんですかね。

国語や算数に比べて、英語に苦手意識を持っている人は多いと思うんですよ。

だから、親が教えるよりも、塾や通信教育に頼る人が多いんじゃないかと。

 

小学校の勉強って、子供の生活に身近なものが多いです。

それが中学・高校と進むにつれて、身近なものに例えられない勉強をすることになるじゃないですか。

 

たとえば数学(算数)。

足し算・引き算・掛け算・割り算は普段の生活で、使うことが多いので、ほぼ全ての人が使いこなせると思います。

でも、高校で習う微分・積分・三角関数などは日常生活で使う人は少ないでしょう。

だから使いこなせる人は少ないと思います。

 

英語もいくら勉強しても、普段の生活から聞く機会や話す機会が無ければ、なかなか使いこなすレベルにはいかないんじゃないかと思うんですよね。

と言っても、頻繁に海外へ子供を連れて行ける人は少ないでしょうから、家庭で英語を話す機会や環境を作ってあげるのが良いのかな?と思っています。

でも、親が英語を使いこなせないと成り立ちませんので、それはそれで大変かもしれません。

タイトルとURLをコピーしました