いきなり怒り出す母親達・・・物事の順序を間違っている悪い例だ!

教育
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町内こども神輿での出来事

町内こども神輿の練習での出来事です。

うちの地域のこども神輿は小学4年~小学6年の希望者が参加できるのですが、この日は本番前の練習でした。やる内容は神輿を担ぐ場所決めと、担ぎ方の練習です。

町内の役員を担当していた私はこの場に立ち会ったのですが、ちょっと考えさせられる体験をしたので記事にしてみました。

 

いきなり怒り出した母親・・・

町内こども神輿に立ち会った大人は、子ども会の会長・副会長をはじめとする役員町内の役員です。

子ども会が中心となり練習を進め、町内役員が補助的な役割を担当します。

子供達が担ぐ場所を決めて、実際に神輿を担ぐ練習をし始めたのですが、全体的に子供の掛け声が小さい・・・

 

地域行事に参加しない(できない)家庭も昔より多いですし、参加する子供が少ないので仕方がない面もあります。

それに加えて、本来中心となる6年生の人数が6人しかおらず、全員女の子だったんですね。

子ども会の役員の方も『頑張って声出そう!』と煽るんですが、なかなか上手くいきません。

 

重苦しい雰囲気の中、いきなり町内役員のある女性がいきなり怒り出しました。

この女性はこども神輿に参加している6年生の女の子の母親で、その言葉はその子に向けたものでした。

何で大きな声を出さないの!みんなに迷惑かけてるのが分からないの!

私はビックリしました(汗)

いきなりだったということもありますが、この方は町内役員の中でも仕事ぶりが真面目で大人しい方だったからです。こんなに声を荒げる方だとは想像できませんでした。

 

同調した母親たち

いきなり怒り出したその母親により空気が変わったのか、周りにいた別の母親たちもそれに同調するように自分の子を怒り出します。

あんたも声出してないでしょ!しっかりしなさいよ!

6年生なんだから大きな声を出しなさい!

こんな感じで。

重苦しい雰囲気から一転、カオスな空間に変わったのです。

 

あきれた母親の言葉

そんな中、比較的体の小さい4年生が泣き出してしまいました。言うまでもなく、その子の母親の叱責が原因です。

ちょうどその場面を私は見ていました。

あんたねぇ、しっかり声ださなきゃサッカーのコーチに怒ってもらうよ!

正直、私はあきれてしまいました。

神輿の声出しとサッカーのコーチなんか全然関係ないのに、なんで怒ってもらうんでしょうね。

単なる脅しなんでしょうが、そうやって普段から子供を従わせているんでしょう。バカ親の典型的な例です。

 

4年の男の子が泣くくらいですから本当に怖いコーチなんでしょうが、そんなコーチもどうかと思いますがね。

まぁ、こんなコーチに興味はありませんが(笑)

 

見せしめ的な怒り方

この母親連中は自分の子供をなぜ怒ったのでしょうか?

理由は簡単です。それは自分の子供に怒っていることを他の子供に見せて、他の子にも声を出すように促すことが目的です。

これはよく使われる手法なんです。

学校で授業中、クラス全員が先生の話を聞かず騒いでいる場合

クラス全員に対して注意を促す方法ではインパクトに欠け、効果が弱い場合がある。

それに対し、騒いでいる一人をターゲットにして徹底的に注意する姿(昔なら体罰を加えることもした)を他の騒いでいる生徒に見せ、効果を最大限に高めようとする。

いわゆる『見せしめ』的なやり方ですね。

体罰と言ってもクラス全員を殴ったら昔でも問題になりそうですが、一人くらいなら問題にならなかったですしね。

部活動の場合はもっとあったんじゃないですかね。私の野球部ではよくありましたよ。

 

昔、私が高校球児だったころ、ある日の守備練習で内野陣がポロポロしていたんですね。全体的に動きが悪くて。

監督が突然『集合!!!』と内野手全員をマウンドに呼びつけました。キャッチャーだった私は『全員殴られる』と覚悟していました。

監督がセカンドの1人を思いっきり殴ったのですが、その手は1発では止まらず、2発3発と続きました。最終的には何発殴ったのか覚えていませんが、十発は越えていたのは間違いありません。

 

今殴った分は内野手全員の分だ!!!

そう吐き捨てるように言った監督のセリフは今でも覚えています。結局、殴られたのはその一人だけで、他の内野手は殴られませんでした。

正直、殴られなかった私は『殴られなくてラッキー』と思いましたが、殴られた方はたまったもんじゃないですよね。なんで他の選手の分も殴られなきゃいけないんだと思って当然ですから。

 

質の高い努力をやったことがない人は教え方も下手!

人にものを教えるのは案外難しいものです。

教えてもらう方が『知りたい、教えて欲しい』という状況なら教える側も楽。そうでない場合、教える難易度は急上昇します。

今回のような地域行事の場合、教える方の難易度は高くて当然なんですよ。だって、神輿を担ぐ技術を追求するような子供が集まっている訳じゃないですからね。

 

さらにもう一点。

何かをやる目的、やり方を教えずに『言ったことをやれ!』と言うのは無責任です。そんなこと誰でもできますし。

そういう親に限って『おまえはもう〇年生なんだから、出来なきゃおかしいでしょ!』なんていうんですよね。

その年齢まで出来るように教えなかったおまえが悪いんだろうと。

 

こういった人達って、質の高い努力をしたことがないと思うんですよ。

質の高い努力とは、絶対的価値を基準に目標を設定し、現状何が足りないのか、どんなことをすれば目標に近づけるのかを考え抜き、目標を達成するように努力すること。

誰かが指示した努力の内容をやりきることなんか、本当の意味で質が高くない。ただやらされていると一緒ですからね。

質の高い努力をしたことがない人はそのプロセスを知らないので、教える相手に『その目的、やり方』を上手く説明出来ないんです。あくまで表面的な物の考え方しかできない。

 

今回の声出しの件も同じで『声を出すこと』を強要する前に、声を出す目的、声の出し方を教えるべきなのですが、残念ながら誰も教えていないんですよね。

それでは子供が出来なくても当然ですし、無理に強要することによって子供は嫌な思いをするでしょう。デメリットだらけですね。

ちなみに、私が以下のことを教えたら、子供たちはすぐに大きな声を出すようになりました。

神輿を上げるタイミングを合わせると、肩をぶつけなくなるから痛くないんだ。みんなのタイミングを合わせるために声を出そう!

大きな声の出し方は、息を吸う前にしっかり息を吐くことがコツだよ

たかが地域行事の神輿練習ですが、私にとって色々と考えさせられる一件でした。