準備は大切
何事でも準備は大切です。それはFXも同じ。私もスキャルピングの精度を上げるために、欠かせない準備があります。
準備が不十分だと、目の前にチャンスが転がっていてもチャンスと感じなかったり、逆に危険なポイントである可能性を見落とすこともありますからね。
今回は、私のトレード環境やスキャルピングの精度を上げるためにやっている準備を説明したいと思います。
トレード環境について
まずは、私のトレード環境についてご紹介します。
トレードに使うPC
トレードするパソコンはデスクトップPCにモニター2台を使用しています。
1台のモニターに取引業者のチャートを表示。買ったり、売ったりとトレード用になります。
もう1台のモニターにMT4のチャートを表示させています。こちらは監視用で、朝チャートを立ち上げたら、基本的に夜までそのままです。
取引業者のチャート
取引業者のチャートに表示させている項目は以下の通りです。
- USD/JPY(15分足)
- EUR/USD(15分足)
- EUR/JPY(15分足)
- AUD/JPY(15分足)
- GBP/JPY(15分足)
- GBP/USD(15分足)
これらは常時監視用です。
私がスキャルピングをやるときはドル円のみを対象としていますが、それ以外のトレード手法も使い、その場合はドル円以外の通貨ペアもトレード対象にしていますので表示させています。
このチャートで動意を判断し、スキャルピングできそうだと判断したら、1分足と5分足を同じ画面に表示させ、トレード体勢に移ります。
より詳細なトレードのやり方は、以下の記事に詳しく解説しています。
MT4のチャート
MT4のチャートに表示させているのは以下の項目です。
- USD/JPY(1時間足)
- EUR/USD(1時間足)
- 原油(1時間足)
- 金(1時間足)
- 日経(1時間足)
- ダウ(1時間足)
大きなトレンドが発生した後、サポートされそうなラインなどの確認したりするために通貨ペア(USD/JPY、EUR/USD)を表示しています。
スキャルピングでは、一瞬の判断でエントリーチャンスを見逃す可能性もあります。ですので、トレード体勢に入ったら出来るだけ取引用チャートは切り替えたくないんです。
また、より大きな相場の流れを判断するために、為替以外のチャートも監視しています。
トレードに欠かせない準備
私は朝にPCを立ち上げ、チャート画面を立ち上げてから必ずやる準備があります。
目的はスキャルピングの精度を上げるためです。今は日々のルーティーンになっています。
前日NY時間の動きをチェック
私は基本的に8時~21時までしかトレードしません。NYタイムは対象としていないんです。
ですので、前日NY時間の動きは必ずチェックしなくてはいけません。
そして、大きく動いた場合はどんな理由で動いたのか把握しておきます。
チャート検証
次はチャートによる検証です。具体的には以下のことをやっています。
- 前日の高値・安値の確認
- 日足・1時間足にトレンドラインやネックラインを引く
- ネックラインのチェック
この作業により、その日のトレードをイメージしておきます。
具体的に言えば、勝てる相場環境を探す作業であり『ロングで攻める場合』『ショートで攻める場合』を自分なりにシミュレーションするんです。
この考え方は以下に記事に細かく解説しています。
重要指標のチェック
最後に、重要指標の発表時間と内容をチェックしておきます。
私は重要指標前後のトレードは避けますので、必ず確認しなくてはいけません。
動意が発生した!と思って、実は重要指標発表だったなんて間抜けなことをやっていれば、トータルで勝てるわけありませんからね。
昔は指標時にスキャルピングをやっていました。しかし、ある出来事をきっかけに止めることにしました。
その内容や以下の記事にまとめましたので、ご参考に。
まとめ
私のスキャルピングは、手法の優位性がある相場を取捨選択することにかかっていますし、ここで、大方の勝敗が決まります。
だからこそ可能な限り情報を整理し、自分なりに根拠のあるエントリーをしなくてはいけません。
スキャルピングの精度を上げるためには、トレード前の準備は重要なのです。
- 前日NY時間の動きを確認
- 前日高値・安値を確認
- トレンドラインを引き、相場の流れを確認
- ネックラインをチェックし、ブレイクポイントを確認
- 重要指標の発表時間・内容を確認