日本銀行ってどんな銀行?
日本銀行を聞いたことがない人はほとんどいないと思いますが、日本銀行はどんな銀行でしょうか?
日本銀行とは?
- 政府から独立した法人で日本の中央銀行
- 紙幣を発行する銀行
- 政府の銀行
- 銀行の銀行
- 金融政策を実施する機関
このように、日本にとって重要な役割を持っている機関です。
FXをやっている人は日本銀行の動向や思惑に注目しますし、絶対に無視できない存在ですね。
しかし日常生活において、日本銀行(以下、日銀)に行くことがある人は少ないでしょう。それどころか、一回も行ったことが無い人の方が多いと思います。
日銀に行った目的
私は1回だけ日銀に行ったことがあります。もちろん見学ではなく、ちゃんと用事があって中に入りました。
ただ、本店でなく支店ですがね(汗)
日銀での用事は、お金を振り込むことです。
振込なら普通は民間銀行でしょ?
と思われるかもしれませんが、ちょっと特殊な事情がありました。
大学院生のときに学会で発表した研究が評価され、補助金を頂けることになったんですね。
補助金は所属する大学に直接入るわけではなく、個人に振り込まれるんです。
この補助金を研究に使用するには、大学に寄付をする手続きが必要なんですよね。
大学に寄付をするためにお金を振り込むのですが、これが民間銀行では出来ず、日銀でしか振込みできなかったんですよ。
国立大学への寄付は国庫金になるからなんですかね?
理由はよく分かりません。今なら民間銀行で手続き出来るかな?よく分かりませんが、とにかく当時は出来なかったんです。
結局、国立大学にお金を振り込むという目的で日銀に行くことになったのです。
日銀の雰囲気は・・・
当時、日本銀行がどんな銀行なのか知らなかった私は、民間銀行に行くような気持ちでした。
季節的には夏。私はポロシャツにハーフパンツ、サンダルといったラフな格好で行ったんですね。
店舗にに入ろうとしたら、入口に立っていたガードマンにいきなり呼び止められました。
何か御用でしょうか?
ちょっと驚いた私はこの時点で『普通の銀行ではない・・・』と感じました。
たぶん、学生が普段来る場所じゃないんだろうと。
ガードマンに来た目的や学生証を提示して(必要あるの?)、やっと店内に入れました。
店内に入るだけでも苦労したので、さすがに緊張しましたね。冷静になって辺りを見渡すと、民間銀行と同じような造りでしたが、とにかく暗い!
民間銀行は照明が沢山あって明るい雰囲気ですが、日銀支店は対称的に暗い雰囲気なんです。
いかにも役所!って感じです。
店内には私以外にもお客さんがいましたが、1人~2人だったので基本的にはガランとしていましたね。
暗い雰囲気がさらに暗くなるような状況でした。
振込みの手続き自体は窓口ですんなり終りましたし、担当者など特に印象に残ることは無かったです。
日銀に行ったことはこれっきりの1回だけですが、恐らく今後も行くことは無いでしょう。それだけに貴重な体験をさせてもらったと思います。