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うざい「忙しいアピール」。仕事ができない人に多い理由とその心理

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うざい「忙しいアピール」

いつも口癖のように『忙しい、忙しい』とアピールする人っていますよね。

聞かされた人はうざいと感じてしまいますが、忙しいアピールする人はそんなことなどお構いなし。

どんな職場にも1人や2人はいるものです。

今回の記事は、そんな忙しいアピールをする人についてお話ししたいと思います。

 

忙しいアピールをする人は仕事ができない?

一般的に、忙しいアピールをする人は仕事ができない人に多いと言われます。

誰でも周囲に認めてもらいたい欲求がありますが、仕事ができない人は周囲に評価されませんので、その欲求を満たせません。

その欲求を満たすためには、誰かに認めてもらう必要があります。

 

だから『仕事ができる人=仕事が多い=忙しい』と解釈し、忙しいアピールをすることで誰かに褒めてもらったり、ねぎらいの言葉をかけてもらうことを期待し、周囲に認めてもらったと感じたいのです。

反対に、仕事ができる人は周囲に評価されていますから、誰かに認めてもらいたい欲求は満たされており、忙しいアピールなどする必要がありません。

 

忙しいアピールをする人は自信が無い?

忙しいアピールをする人は基本的に自信がありません

自信が無いということは、自分がやっていることや進んでいる道に不安を感じている状態です。

この不安を払拭するためには、周囲から評価されることが一番ですから、忙しいアピールをして誰かに評価してもらいたいのです。

 

自信のある人は、自分がやっていることや進んでいる道を確信していたり、手ごたえを感じています。

不安など無く、充実感に満たされている状態ですから、人から評価されることによる安心感を求めることはありません。

だから忙しいアピールなどする必要がないんですね。

 

自分より低い立場に聞いてもらいたい心理

人から評価されるとき、上司や先輩といった自分より上の立場が高いに評価される方がうれしいですよね。

しかし忙しいアピールする人はその逆で、部下や後輩といった自分より立場が低い人に評価を求めます

これは、あくまで人に評価をして欲しいらからやっていることであって、余計なアドバイスなど求めていないからです。

 

もし上司や先輩に忙しいアピールしても、

君が時間の管理が下手だからだよ。

仕事のやり方が悪いんだよ。

なんて言われるかもしれません。忙しいアピールする人はそれは分かっていて、本質を突かれるのが怖いんです。

だから、そういったことを言う恐れのない部下や後輩を選んで忙しいアピールするんです。

 

エンジニアはどうなの?

私は以前、家電メーカーに勤める電気系エンジニアでした。

エンジニアでも忙しいアピールをする人はいました。やっぱりそういった人は仕事ができず、会社からの評価が低い人が多かったです。

逆に言えば、忙しいアピールをする人で仕事のできる人は見たことがありません。

 

その反面、忙しいアピールをするエンジニアって少ないよう気がします。

技術系エンジニアは商品開発において、他部門と様々な係わり合いを持ちますが、その範囲はそんなに広くありません。だから毎回決まった人達と仕事をする機会が多いんですね。

そうすると、ある程度仕事のできる・できないは気付くものです。

 

私が忙しいアピールされた記憶があるのは、入社から2年目くらいまでです。たいした技術を持たない若造には言い易いんだと思います。

『俺はこれだけ仕事を抱えているんだ』とか、『今月は2日しか休んでいない』とかね。

でも、私がエンジニアとしてある程度実績を積んでくると、そういった忙しいアピールを聞かされることが少なくなってきました。

まぁ、私の場合は、

じゃあ、こうしたらいいじゃないですか!

そんなの時間かけすぎなんすよ!

と、平気で言うタイプだったかもしれませんが(笑)

でも、忙しいアピールする人は絶えずターゲットを変えます。だから、単に私に言わなくなっただけで、別の弱い立場の人を見つけて忙しいアピールしていると思いますがね。

 

忙しい=仕事ができる、は間違い!

そもそも『忙しい=仕事ができる』は成り立たないんです。

仕事ができる人に、多くの仕事が回ってしまうことはよくあることです。でも、本当に仕事ができる人は工数管理(タイムマネジメント)もしっかりできる人なんです。

工数管理ができない=仕事を円滑に進められない=忙しい、となりますので、忙しいアピールする人は自ら仕事ができない人だと宣伝しているようなものです。

 

私は会社に入る前からそう考えていたので、絶対に忙しいアピールをやりたくなかったですし、やった記憶もありません。

特にエンジニアは技術が足りなければ、試すことが多くなりますし、知識を得るために時間をかけることになります。

技術の差がそのまま工数の差につながることが多いですからね。

 

結局、周囲に対し『忙しい』と頻繁に口にしたところで、聞かされた人は仕事ができない人だと思ってしまいますし、うんざりした気持ちになってしまいます。

そんなことをやる暇があれば、少しでも能力を上げて、本当に仕事ができるようになった方がいいと思うんですけどね。

 

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