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【HEM-7600Tレビュー】世界一カッコいい血圧計!スマホアプリでデータ管理・小型・超軽量・楽々収納の最強スペック!【HCR-7608T2】

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健康診断や人間ドック血圧などで「血圧が高い」と言われたことがありませんか?

血圧は年を重ねるにつれ高くなる傾向にありますし、健康を維持するためにも定期的に血圧を測ることが望ましいです。その一方、病院などで血圧を測るといつもより高くなってしまうこともあり、自宅で血圧を測定したい人も多いのではないでしょうか。

血圧計は使用頻度が高いため多くの時間を過ごすリビング等に置いておきたい人も多いと思いますが、

無造作に置くと生活感が出てイヤ・・・

収納したいが本体サイズが大きく、しまう場所に困る・・・

どこに置いても邪魔・・・

など、扱いに苦労するケースも少なくありません。そこで、これらを一気に解消するオムロン製の血圧計「HEM-7600T」をご紹介します。

  • 本体とカフの一体型でチューブレス
  • 精度の高い上腕式
  • 視認性が高い有機ELディスプレイを採用
  • アプリ連携で血圧データを簡単管理
  • 超小型で収納が簡単
  • 血圧計のリーディングカンパニーであるオムロン製
  • デザインが最高にカッコいい!
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「HEM-7600T」の基本スペック

まずは「HEM-7600T」の基本スペックから。

メーカーオムロン
品番HEM-7600T
発売年2017年
測定方式上腕式(カフ式)
※オシロメトリック法
体動・脈管変動マーク
Bluetooth対応
iPhone連携
Androidスマートフォン連携
メモリー機能100回分(1人)
測定可能周囲22cm~24cm
幅×高さ×奥行120×85×20mm
電源単4電池×4本
電池寿命約300回
重量約240g(電池含まず)

ちなみに、同社から2023年2月に発売されたHCR-7608T2は「HEM-7600T」より新しい機種になりますが、これは外見・スペックが全く同じ製品であり、取り扱い店舗が異なる品番違いとなります。

購入の際は販売店と価格を比較することをおススメします。

 

本体および付属品

本体および付属は以下のようになります。

本体および付属品

アルカリ単4電池(4本)が最初から付属しておりますので、別途準備する必要はありません。

さらに、収納ケースも付属しています。この収納ポーチは本体がピッタリと収まるサイズとなっているため、とてもコンパクトに収納できます。

収納ケースに収めた様子

収納ケースには取っ手が付いており、持ち運びやすい形状になっています。旅行などに持っていくときもスーツケースやバッグから取り出しやすいですし、細かな配慮が嬉しいですね♪

欲を言えば、取扱説明書も収納できた方が良かったと思います。微妙に取扱説明書のサイズが大きく、収納ケースに入らないんですよね。分厚い取扱説明書なら仕方ないと思いますが、そこまで厚くないものなので、サイズ変更で対応可能だと思うんですけどね。

本体重量(電池含む)

本体重量は電池(単4電池×4本)を入れた状態で290gでした。上腕式としては他の追随を許さないレベルで軽く、形状もカフに本体が付いたシンプル構造なので、非常に持ちやすいです。

同じ上腕式血圧計でも腕を通すだけのタイプは本体重量が重い傾向にあるものの、使用感に関してはその重量は気になりません。しかし、腕に巻き付けるタイプは本体が重いと扱いに苦労しますので、できるだけ軽いことに越したことはありません。HEM-7600Tはその点でも優秀ですね。

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実際に使ってみた感想

私が実際に使ってみた感想を書きたいと思います。

装着について

カフの根本は比較的硬く、測定する際はその穴に腕を突っ込むようにすると楽に腕に巻けます。たまに「腕に巻きにくい」というレビューを目にしますが、カフを強引に開いて腕に巻こうとしているんだと思います。腕を突っ込むように使えば硬いカフの根本が腕にフィットするように広がり、あとは先端部を締め付けるようにすれば測定準備OKです。

しっかりカフが巻けていた場合は測定中「カフぴったり巻きチェックマーク」が表示され、反対にしっかり巻けていなかった場合はその旨を意味するマークが表示されます。測定中はどちらかが必ず表示されますので、測定ミスを心配する恐れはありません。

腕に巻きやすい形状

HEM-7600Tの測定可能周囲(上腕周囲)は22cm~42cmとなっており、一般的な血圧計よりワイドレンジになっています。一般的な上腕式血圧計の最大測定可能周囲は36cmくらいですからね。成人男性の平均的な上腕周囲は27cm~30cm(女性は26cm~30cm)程度と言われており、かなり鍛えている人でも心配ありません。

我が家には10年以上前からある古い血圧計(腕を通すだけのタイプ)もあるのですが、私が使うとギリギリ測定できるものの、ちょっと窮屈な感じがします。私の上腕周囲ですが、正確に測定したことはないものの確実に平均以上だと思います。今は鍛えていませんが、過去、ベンチプレスは100kgにギリ届かないレベルでしたから。

HEM-7600Tはそんな私でも全然きつく感じず使えますので、余程の人でなければ測定可能範囲については心配する必要はないでしょう。

測定について

測定はスタート・ストップボタンを押すだけなので簡単です。途中で測定を中止するときや、測定後に電源を切るときも、このボタンを押します。

ボタンは2個のみ

本体ディスプレイは有機ELディスプレイなので解像感が非常に高く、高級感があります。

測定結果は「最高血圧・最低血圧」と「脈拍」を交互に表示。エラー表示はエラーナンバーだけでなく、その内容も表示されますので、わざわざ取扱説明書を引っ張り出して確認する必要もありません。

解像感の高い有機ELディスプレイ搭載

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データ管理について

HEM-7600Tは通信機能、すなわちBluetoothで測定記録をスマホに転送できます。当然、iPhoneとAndroidの両方に対応。アプリはオムロンから「OMRON connect(オムロンコネクト)」というアプリが提供されており、それを端末にインストールして利用します。

「OMRON connect」のホーム画面とデータ転送

グラフやカレンダーで見やすく管理

グラフやカレンダーで管理することもできますので、かかりつけ医に血圧の傾向を見せたりするときにも便利です。

また、アプリ内のデータをcsvファイル形式で出力可能の他、アプリ内コンテンツ「らくらく血圧手帳」を用いればPDFでも出力可能です。紙に印刷して管理したり、csvファイルをエクセルに読み込んで自分だけのグラフを作成したりと自由度がさらに広がります。

さらにこの「OMRON connect(オムロンコネクト)」は他のヘルスケアアプリと連携可能。iPhoneの「Appleヘルスケア」、Googleの「Google Fit」、Galaxyの標準アプリ「Samsung Health」など、数多くのアプリと連携が可能となっています。この辺りもありがたい機能ですね♪

メモリー機能とは?

HEM-7600Tはメモリー機能があり、その仕様は「100回分(1人)」となっています。これは本体に記録される測定結果の最大値が100回分という意味です。

もうちょっと細かく説明すると、まず血圧を測定した段階で本体にその結果が記録されます。この測定結果をスマホに転送すると、転送された測定結果は自動的に本体から削除されるのです。逆に言えば、スマホに測定結果を転送しない限り、そのデータが本体に順次記録され、その最大値が100回分となります。

【例1】朝夜1回ずつ測定したケース

  • 朝は時間が無く、スマホに測定結果を転送しなかった(→本体に朝の分が記録される)
  • 夜は測定結果をスマホに転送(→朝と夜の分が一気にスマホに転送される)

【例2】一週間、夜1回ずつ測定したケース

  • 月曜日~土曜日は測定のみでスマホに測定結果を転送しない(→本体に6日間=6回分の測定結果が記録される)
  • 日曜日は測定結果をスマホに転送(→これまでの6回分の測定結果に加え、日曜日に測定した結果の計7回分の測定結果がスマホに転送される)

ただし、本体から任意の測定結果を選んでスマホに転送することはできません。スマホにデータを転送した瞬間、本体に蓄積された全ての測定結果が転送されることになります。

また、本体に蓄積された測定結果を本体のみでは見ることが出来ず、アプリ経由で確認するしかありません。

よって、このメモリー機能はスマホの転送機能、およびアプリ「OMRON connect(オムロンコネクト)」を用いることが前提の機能だと理解しておきましょう。

【重要】本体1台を二人以上で使い分けることは可能か?

「血圧計は一家に1台」と言われますが、HEM-7600T1台を二人以上で使い分けできるのでしょうか?

取扱説明書には「本製品は1人用です」「測定記録は1台のスマートフォンで管理してください。複数のスマートフォンでは、測定記録の正しい管理ができません。」と記載されており、公式見解としては「本体1台を二人以上で使い分けることはできない」という答えになります。

しかし、ある操作をすれば2人以上でも使い分けることができるんです!!

もちろん、使う度にペアリングを解除するとか面倒な手順ではありません。と言うか、そんな面倒なことをいちいちやってられないでしょ(笑)

簡単に本体1台を二人以上で使い分ける方法は。以下の記事「【オムロンコネクト】血圧計1台で二人以上の測定記録をそれぞれのスマホで管理する方法【血圧計】」で詳しく解説していますので、必要のある方は是非ご覧ください。

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HEM-7600Tのデメリット

軽量・コンパクトでありながら上腕式の測定方法を採用しているHEM-7600Tですが、性能や使い勝手に関してはデメリットなど見当たりません。

ただし、唯一難点を言わせてもらえれば「価格が高い」ことがデメリットでしょう。実売2万円前後する価格は血圧計の中でもトップクラスですし、5000円~1万円くらいの価格帯が多い血圧計の中では、かなり高い価格であると言わざるを得ません。

ただ、血圧計はそう頻繁に買い替えるものではありません。新製品が発売されても、飛躍的に測定が簡単になったり、測定時間が短縮されるわけではありせんしね。このように長期間使用することを考慮すれば、1万円が2万円になっても大した負担ではないと思います。

逆に言えば、上腕式のカフと本体が一体型は本製品くらいです。ですので、そのコンセプトが魅力的に感じるかどうかで購入を判断すべきでしょう。

 

まとめ

この記事では、オムロン HEM-7600Tの基本スペックから使い勝手などを細かくレビューしました。

私が血圧計を購入した理由は、家ではそこまで高くない血圧が病院では高い値になってしまうので、自宅できちんと測定し、その結果を残したかったからです。私は典型的な「白衣高血圧」だと思うのですが、年を取るにつれて「持続性高血圧」になるかもしれませんからね。

ただ、従来型の大きなサイズの血圧計は使い勝手が悪すぎます。測定するときは別にいいのですが、使わないときが邪魔過ぎる!かと言って見えないところに仕舞ってしまうと、面倒くさくなって測定をサボりがちになってしまいます。

その一方、手首式の血圧計は個人的に嫌いです。本体がコンパクトなのはいいのですが、測定にかかる時間が短縮されるわけではありませんので、測定結果の信頼性を考慮すれば上腕式一択だろ、って思うんですよね。あと、上腕式でも本体とカフが分離しているタイプも使い勝手が悪いです。と言うか、収納が嫌になってどうせ使わなくなるのがオチ。

これらのジレンマを解決してくれた血圧計がHEM-7600T。軽量・コンパクトで収納性が抜群。それでいながら信頼性の高い上腕式を採用しているので、まさに完璧な血圧計と言っていいでしょう。

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