初心者必見!FXで起こりうるコツコツドカンのタイプとその対策!

FX 関連

一般的に、コツコツドカンとは以下のことを指します。

コツコツ積み上げた小さな利益を、ドカンと大きな損でトータルマイナスになってしまう

 

FXに限らず、様々な投資においても

コツコツドカンを避けることが勝つ秘訣!

と言われます。

 

せっかく積み上げた利益を、一回の大きな損失で吹き飛ばしてしまえば、メンタルもやられかねまん。

中級・上級トレーダーほど、このコツコツドカンを避ける方法(対策)を使いこなせています。

 

コツコツドカンと言っても、色々なタイプがあります。

色々なタイプがあると言うことは、対策もそれぞれ必要になります。

今回は、コツコツドカンのタイプとその対策を説明します。

 

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ルールに詰めが甘い場合

 

以下のルールでデイトレードをやるとします。

(A)利確30pips、損切り15pips

(B)ただし状況に応じ、裁量で利確・損切りを行う

よくあるパターンのルールですね。

 

損切りに対し利確が2倍であり、そこに裁量を加えて、臨機応変に対応するルールになっています。

そこそこの勝率さえキープできればトータル収支はプラスになりそうですから、ルールは特に問題なさそうです。

 

ある日に3回トレードし、

+5pips

+3pips

-15pips

だったとします。

 

こういった結果を繰り返した結果、あるスパン(1週間とか1ヶ月)で区切ってもトータルマイナスになってしまう人は、日常的にコツコツドカンになっています。

 

勝つときは微益、負けるときは大きな損失・・・

勝率はそこそこ・・・

 

これでは、トータルで利益を残す仕組みになっていません。

 

原因

このタイプのコツコツドカンは、ルールに詰めが甘く、トータル収支がプラスになる仕組みになっていないことが原因です。

具体的に言えば、ルール(A)、ルール(B)の優先順位が定まっていないのです。

 

例えば、ルール(A)を優先するのであれば、

30pipsは取れる、というポイントでエントリーする。

 

・基本的に+30pipsまたは-15pipsのいずれかに到達するまで放置

 

・ただし『時間切れ』や『重要指標前』など、自分で定めたポジション保有条件を満たさない場合は、損益に関わらず決済(←ルール(B)を適用)。

が基本的なトレードスタイルになるでしょう。

しっかりと+30pipsまで利益を伸ばすことができるからこそ、-15pipsの損切りが許容できるわけです。

 

逆にルール(B)を優先させるならば、

・ある程度伸びきったとこで手動で利確する。

・エントリー後、すぐ逆行したら即損切り

・急激な動きに対し保険の意味で+30pips、-15pipsのOCOを入れる(←ルール(A)を適用)。

が基本的なトレードスタイルになるでしょう。

裁量で決済するため、どうしても利益に幅が出てしまいます。

ですので、損失を出来る限り小さくすることが、トータル収益をプラスに持っていくポイントになります。

 

同じルールでも、細部まで詰めなくてはトレードスタイルは明確になりません。

トレードスタイルが明確になれば、あとはそれを実践するだけです。

実践をくりかえし、日々のトレード結果を振り返えれば、何が課題なのか見えてくるはずです。

 

対策

ルール(A)を優先するトレードスタイルの場合、トレード結果から

・ペイオフレシオ

・勝率

を振り返れば、課題は明確になるはずです。

 

ペイオフレシオが低い場合は、利確まで我慢できていないことになります。

どうしても利確まで我慢できない人は、チャート画面を閉じてしまうのも手です。

 

ペイオフレシオとは・・・

ペイオフレシオ = 平均利益額 ÷ 平均損失額

 

ペイオフレシオは十分なのに、勝率が低くなってしまう場合は、間違ったポイントでのエントリー多いことになります。

ですので、エントリーに対する考え方を深めるか、別角度から見る工夫が必要です。

 

ルール(B)を優先するトレードスタイルなら、

・ペイオフレシオと勝率のバランス

を確認する必要があります。

 

ルール(B)は、スキャルピングに近い手法ですので、トータルでマイナスになってしまう人は、このバランスが崩れているはずです。

この場合は、ペイオフレシオか勝率のどちらかを改善させる必要があります。

ペイオフレシオを改善するには、平均利益を増やすか、平均損失を下げるしかありません。

 

平均利益を増やすには、エントリーポイントを厳選して、より強い動意に乗るか、利食いを今まで以上に我慢することが必要です。

 

平均損失を下げるには早めの損切りを徹底する必要があります。

 

これらは、自分のトレードスタイルや性格にあった、やり易い方を試してみるのが一番良いと思います。

 

口座管理が不十分な場合

 

以下のルールでトレードを行っているとします。

・デイトレード、利確30pips、損切り15pips

 

・スイングトレード、利確100pips、損切り50pips

 

・同一口座で運用

 

・デイ、スイングトレードともにロットは同じ

この場合、スイングトレードの結果の方が、トータル収支に及ぼす影響が強くなります。

 

1ヶ月間の成績が、

スイングトレード

0勝10敗(-500pips)

デイトレード

20勝10敗(+450pips)

だったとします。

 

勝率は20勝20敗で50%ですが、1ヵ月の損益は-50pipsになってしまいます。

 

コツコツとデイトレードで買っていても、ドカンとスイングトレードで負けてしまうケースです。

 

原因と対策

この場合は、異なるトレードのパワーバランスがあっていないことが原因です。

 

一番簡単な対策はデイトレードとスイングトレードを別々の口座で運用することです。

 

それぞれのトレード手法の成績と口座資産の増減がリンクしますので、非常に分かりやすくなります。

 

資産全体で言えば、ロットを調節することにより、リスクを分けることも可能です。

スイングトレードのロットを下げれば、スイングトレードが資産全体に及ぼす影響が弱くなりますから、リスクを下げることが出来ます。

 

コツコツ負けてドカンとさらに負ける場合

 

微損が続くことにより、徐々に損失が大きくなり、一発逆転を狙ってしまい、さらに『ドカン』と負けてしまうパターンです。

 

一発逆転を狙い、やってしまうことが多いのは損切り外し無理なロット増大です。

 

損切りオーダーを外して無謀なトレードをやってしまえば、想定される損失は計り知れません。

一撃で退場に追い込まれる可能性もあります。

 

無謀なロット増大も同様です。

ハッキリ言って愚策です。

これまでコツコツ負けていたのに、次に勝てる道理はどこにあるのでしょう?

 

これは、子供の喧嘩に親が出て行くことと一緒です。

そんな状況で親が負けたらどうなるでしょうか?

それほどリスクが高いのです。

 

原因

原因は『損を取り返したい!』と強く思い、無理なトレードをやってしまうためです。

損を取り返したい気持ちが強くなってしまう理由は、色々あります。

 

・ある期間(1日、1週間)の損益を何としてもプラスで終えたい

 

見栄えの良い成績にしたいがために、わずかな負けでも受け入れることができない。

自分の手法が相場に通用しないという現実を受け入れられない。

こういった理由で、損を取り返すことがモチベーションとなり、不利な状況でも頑張ってしまう。

 

それがギャンブルトレードとなり、皮肉にも返り討ちにあってしまうわけです。

 

対策

簡単に出来る対策としては

負け額をコントールする

ことです。

 

例えば、以下のようなトレードをやっているものとします。

・デイトレード

・トレード数は3回/1日(平均)

・利確30pips、損切り15pips

 

この場合、全てのトレードで負けた場合、

-15pips × 3回 = -45pips

となります。

 

全てのトレードに勝った場合、

+30pips × 3回 = +90pips

となります。

 

すなわち、最悪三連敗しても、翌日には取り返す可能性があるわけです。

であれば、三連敗した日に強欲なトレードをしてまで取り返す必要などありません。

 

しかし、二連敗した後にルールを無視して、-100pipsとやらかしてしまったとすれば、

-15pips × 2回 -100pips

= -130pips

となりますから、次の日にベストな結果が出ても取り返せません。

 

ルール通りやっては取り返すことが難しいので、再度、ルールを破ったリスクをとったトレードをやってしまいます。

その結果『ドカン』を何度も喰らって、ボロボロにされてしまいます。

 

三連敗を3日連続した場合など、損失は-105pipsとなり、1日では取り返せない数字になりますが、それだけ負ければ、相場と手法が合っていないと感じるはずです。

でも、先ほどの『ドカン』を何度も喰らってしまえば、相場と手法が~なんて感じる前に退場に近づいてしまいます。

 

損を取り返したい気持ちを持つことは自然なことです。

勝ちたい!利益をあげたい!と思う気持ちも当然です。

 

しかし、為替相場はそういった気持ちが強いとか弱いとか関係なく動いています。

冷静さを欠けば、客観的に為替相場と対峙できなくなってしまいます。

ですので、冷静にトレードできる状況を作り出すことが重要となるのです。