2026年7月のトレード収支
- スキャルピング + 0pips
(2026年トータル + 0 pips)
2026年7月はノートレードでした。
7月30日、31日と行われた為替介入には驚きましたね。6月くらいから巷では噂されていたものの、急激に円安が進んでいた訳ではなかったので、無警戒だったトレーダーも多かったと思われます。今回の介入は久々の日米協調介入だったと報じられていますが、それでも円安ドル高トレンドを転調させるのは無理でしょうし、それは歴史が証明しています。
今後は再び訪れる円安トレンドを確実にフォローしていく方が勝率が高そうですが、円安レベルが進むにつれ為替介入のリスクを考慮したポジション解消が進むため、強気で攻めるのも難しくなるでしょう。経験的に、為替介入後の荒れ相場に挑んでも大した利益にならないことが多いです(スキャルピング)。普段より大きく利確できるケースは増えますが、その分損切幅も大きくなり、全体的に大味な勝負になりやすいんですよね。結果的に、普段より神経をすり減らすと。この辺は難しいところですね。
高校野球「7イニング制」に対する意見
8月になり、甲子園の時期になってきました。高校野球と言えば、「7イニング制」の是非が問われています。見た感じ、著名なプロ野球経験者や強豪校の監督の多くは反対の立場ですね。その一方、7イニング制に積極的に賛成な人は少なく、どちらかといえば「もっと慎重な議論を」と意見に留まっている感じがします。高野連が加盟校に対し行ったアンケートでは、7イニング制反対70.1%、賛成20.8%だったとのことで、現場からは反対意見の方が圧倒していますね。
そもそも、なぜ高校野球における7イニング制という議論になったのでしょうか?
7イニング制の話が持ち上がった理由は「夏の暑さが危険なレベルになっている」からです。簡単に言えば熱中症対策ですね。そのため、人を守る施策が必要なります。では、守る対象は誰なのでしょうか?
「守るべきは選手に決まってるだろ!」という人がほとんどだと思いますが、実はそうではありません。対象は選手だけでなく、「部員」「応援生徒」「審判員」「観客」も対象なんですよ。スタンドにいる多数の人々の健康を酷暑から守る施策も必要だ、これがそもそもの出発点なんですよね。個人的には、この点が周知されていないので議論がかみ合っていないと感じています。
高校野球を経験した人なら分かると思いますが、ぶっちゃけ試合の方が体は楽なんですよね。日々の練習の方がはるかにしんどい。活動時間も長いですし。現行ルールだと、身体的負担の重いピッチャーに関しては球数制限でフォローしていますし、クーリングタイムやタイブレークの導入により、グラウンドでプレーする選手に関しては一定の配慮がなされているのが実情です。だからこそ、「選手を守る目的で7インニング制を導入する」と思われては反発する人が多くなって当然なんですよね。
では問題提起の原点を「選手」「部員」「応援生徒」「審判員」「観客」を酷暑から守る、と定義した場合、具体的にどのような案があるでしょうか?
- 甲子園球場のドーム化
- 開催地を甲子園から他の球場に変更
- 開催時期をずらす
よくある意見は上の3つ。
甲子園球場のドーム化は昔(30年以上前)から構想として持ち上がっていましたが、現在はほぼ不可能だと言われています。理由としては物理的な制約。そもそも、甲子園球場の周りは住宅密集地ですし、阪神高速と幹線道路が通っているのでスペース的に大規模工事が無理なんですよね。現実的は案としては、既存の甲子園球場を改修するのではなく、新しい場所に新しい球場を建てることになりますが、高校野球のビジネスモデルでは到底ペイできるものではなく、これも無理だと言わざるを得ません。
開催地変更については、「大阪ドームへ変更すればいいじゃないか?」と言われますね。これは現実的には可能な案なのですが、現在の高校野球ビジネスモデルで成り立つかが問題となります。高校野球のビジネスモデルは、
- 興行主(高野連、朝日新聞、毎日新聞)
- スポンサー
- 選手(高校、野球部員)
で構成されていますが、良くも悪くも「非商業主義・教育重視」となっています。収益源はほぼ入場収入であり、放映権料は取っていません。開催地である甲子園球場は阪神電鉄の持ち物ですが、球場使用料はゼロ。阪神電鉄は移動のための乗車賃や物販販売で利益を得ているので問題ないというスタンスだからです。もちろん、主役となる選手に出場料はかかりません。このような微妙なバランスを保ちながらコンパクトなビジネスモデルになっているのが高校野球なんですよね。
開催地を大阪ドームに代えた場合、今まで必要なかった球場使用料がかかるようになり、より多くの収入が必要となります。入場料に頼り切っている収益構造なので、経営改革が必要になるでしょう。高野連の組織も巨大化しなくてはいけませんし、より商業主義が強くなり、その点での反発も出るでしょう。いずれにしろ、この案も一朝一夕にはいかないでしょうね。
開催時期をずらすことも現実的には難しいと思われます。開催時期をずらす場合、今より早めることになるでしょう。後ろにずらすと(秋開催)、進学する部員に影響があるからです。大学への進学希望する割合は年々増えてきて、今は6割くらいになっており、秋開催にしてしまうと野球部に入る人は減るでしょうからね。では、6月~7月に開催することになりますが、これはこれで難しいでしょうね。あれだけの日程をこなすのに学校や選手、その家族の負担は大きくなりますし、これまた野球部員の減少に拍車がかかりそうだからです。
さらに言えば、高野連は「高校野球は学校教育活動の一環である部活動として行うものであり、生徒の学業の妨げにならないという前提のうえで、全国大会開催にあたっては長期休業中に行うべきであると考える」と公式に発表しており、開催時期をずらすことについては否定的なスタンスです。
こう考えると、妥協案としての7イニング制の案が持ち上がった理由もわかるのですが、見方によっては「簡単な解決方法に逃げた」とも言えますね。実際、収益構造を見直せば開催地の変更はできないことではありませんし、それに対する検討した様子も見受けられません。「高校野球に商業主義を持ち込むな!」という意見もありますが、商業主義を排除したらその高校野球人気は必ず低下します。出場する高校や選手はマスコミに取りあげられることによって知名度を得ますし、知名度を得た選手がプロ野球に入れば、プロ野球人気にも貢献しますからね。
ただ、この7イニング制に関して元プロ野球選手や強豪高校の監督さんが反対を表明する際、「野球は9イニング!」「終盤のドラマが生まれなくなる」などの意見が添えられることが多いのですが、もうちょっとマシな意見はないのかと言いたくなります。あれは良いこれはダメではなく、もっと論理的な視点から対案を示したり、問題提起のあり方に疑問を持ったりする人が本当に少ないです。
現状の流れを鑑みると、「7イニング制へ移行」になると思われますが、現場が納得できるよう丁寧な説明が必要ですし、現状はそれが欠けているなという印象です。











