2025年4月のトレード収支
- スキャルピング + 0pips
(2025年トータル + 0 pips)
2025年4月はノートレードでした。
今月は臨戦態勢でチャートを開いていたのですが、なかなかタイミング的に入るところがなく、結果的にノートレードに終わってしまいました。無理をすればエントリーできそうなポイントはあったのですが、自分の中でリスクとリターンが見合わないと判断したケースが多々ありました。まぁ、地合い的に今後もビッグチャンスがやってくる可能性は高いと思いますし、無理にトレード回数を増やしてリスクを積み重ねることもないので、やむを得ない判断だったと思っています。
5月の展望
相も変わらず、相場のテーマはトランプ関税ですね。一時の強硬姿勢から幾分かトーンは落ちてきた感じはありますが、いずれにしても相場は振り回されています。このような突発的なニュースが出てきやすい状況はスキャルピングには向いているのですが、「突発的すぎる」ことと「動意が長く続かない」ことが話を難しくしてるんですよね。この辺を上手く処理できるかが今後のポイントになりそうです。
日本の政治に目を向けると、消費税減税について与野党が論戦を繰り広げていますが、それを見ていると「選挙が近づいてきたなぁ」と感じます。選挙が終われば消費税の減税などほとんど口にしなくなりますからね。
ちなみに、総務省統計局が4月18日に発表した3月の消費者物価指数を見てみると、以下の通りでした。
- 【総合指数】+3.6%
- 【生鮮食品を除く総合指数】+3.2%
- 【生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数】+2.9%
- 【食料及びエネルギーを除く総合指数】+1.6%
- 【食料】+7.4%
- 【穀類】+25.4%
- 【生鮮野菜】+22.1%
- 【エネルギー】+6.6%
これを見て分かる通り、食料やエネルギーの物価が非常に高くなっており、それらを除いた物価(食料及びエネルギーを除く総合指数)はそれほど高くなっていません。よく「物価が高くなっている割には所得が増えていない」という声を耳にしますが、当然のことですよね。需要が高まって起こった物価高ではなく、食料やエネルギーといった外的要因がもたらす物価高ですから。
特に、穀類(+25.4%)や生鮮食品(+22.1%)といった日常生活に欠かせない物価が非常に高くなっており、これらを中心とした食料やエネルギーに対する経済対策が急務です。
これらを考えると、食料品やエネルギー関連に対する消費税の減税や、ガソリン税の見直しなどは有効な政策になるのですが、与党の腰は重いですよね。「こういった状況だから減税を!」という声に対して論理的に反論できないたため「減税した分の財源、特に社会保障のお金はどうするんだ」という論理のすり替えで必死に対応していますが、一般財源になっている税で何を言っているだと思いますけどね。消費税から社会保障に回されているお金って、確か2~3割くらいだったはずですし、結局は減税したくない口実に過ぎないんですよね。
いつまでこんな茶番を繰り返すのが分かりませんが、これらの流れが一変する未来が予想できないのが一番不幸なことかもしれません。